アイスクリームとシェイクの違い

アイスクリームとシェイクの違い

アイスクリームとシェイクの違い

- 概要 -

アイスクリームは乳、乳製品を凍結させたものである。規定の乳固形分と乳脂肪分の割合をクリアしていなければならない。シェイクも乳、乳製品を主成分としていることも多いが規定は特になく、乳、乳製品の割合はアイスクリームより少ないこともある。

- 詳しい解説 -

食品衛生法の中に「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」また「アイスクリーム類及び氷菓の表示に関する公正競争規約」というものがあり、その中でアイスクリームは「乳固形分15.0%以上、うち乳脂肪分8.0%以上のもの」と定義されている。また、適切な温度で保存すれば長期間品質を保つことができるが、一度溶けると再度凍結させても氷の結晶が大きくなってしまい美味しさが失われる。このように一度溶けると変質し元に戻らない為、温度管理がとても大切となる。


シェイクはもともとはバーテンダーがシェーカーで作っていた飲み物と言われている。乳、乳製品の代わりに卵が用いられることもあリ、必ずしも乳製品が主要成分となっているわけではない。その為、例え冷たく、ミルクの味がしたとしても主要成分はアイスクリームとは異なる。シェイクをさらに凍結させたとしてもアイスクリームにはならない。