アガベシロップとメープルシロップの違い

アガベシロップとメープルシロップの違い

アガベシロップとメープルシロップの違い

- 概要 -

アガベシロップはリュウゼツラン(竜舌蘭)科のアガベからとられる甘味料である。アガベはテキーラの原料としても有名である。メープルシロップはサトウカエデの樹液からとられる甘味料である。

- 詳しい解説 -

アガベシロップは砂糖の1.4~1.6倍の甘さがある。一方、GIと言われる血糖上昇指数が低いことも特徴であり、メープルシロップの半分ほどしかない。その為、血糖値が急激に上がるのを防ぐことができ、血糖値を気にしなければいけない疾患の方や、GI値を気にして生活をおくっている層に注目された。ただ、甘味料であることは変わりなく適切な量にとどめるべきなのはアガベシロップにも言えることである。原産地は、メキシコ、南アフリカが主である。


メープルシロップは主にカナダ南東部、アメリカ北東部で多く生産されており、価格が安定していることもあり、生産、販売また流通にあたり厳しく管理されている。その為、色や風味、糖含量によって等級も設けられており、高価な価格が付けられることもある。そのように比較的高価な為、コーンシロップに風味、香りを加え、模造したものが安価で流通している。