挙げると揚げるの違い

挙げると揚げるの違い

挙げると揚げるの違い

- 概要 -

挙げるは手を挙げる、成果を挙げるなど自分自信の動きや働きに関連して使われることが多い。一方揚げるは旗を揚げる、気球を揚げるなど実際に影響を受けている物質の動きを指すことが多い。

- 詳しい解説 -

「挙げる」と「揚げる」は、どちらも基本的には低いところから高いところへ移動させる、動かすという意味がある。ただ、「挙げる」は手を挙げる、成果を挙げる、更には犯人を挙げる等、自分自身の動きや働きに対して使用されることが多い。

一方「揚げる」は旗を揚げる、気球を揚げる、フライを揚げるなど実際に影響を受けている物質の動きを指すことが多い。また、帆を揚げるなどより高くあげることを表現する場合もある。

ちなみに英語だと手を挙げるも旗を揚げるも「Raise」という単語を用いる為、区別はない。フライを揚げるは「deep-fry」と、もちろん別の表現を用いる(蛇足ではあるが、「fry」だけだと「炒める」という意味になってしまう)

どの漢字を使用するのか、一般的には明確になっていない場合は、あえてひらがなで表記することもあり、特にマスメディアでは誤解を避ける為ひらがなで表記されることもある。