アスファルトとコールタールの違い

アスファルトとコールタールの違い

アスファルトとコールタールの違い

- 概要 -

アスファルトは石油からつくられ、道路舗装などに用いられる。コールタールは石炭からつくられ、塗料や防腐剤、時には医薬にも用いられる。

- 詳しい解説 -

アスファルトは石油からつくられるのが一般的であるが、天然のアスファルトも存在する。道路舗装で使用されるのが一般的であるが、繊維にアスファルトを浸透させ防水性の高いシートが作られたり、固い物の上に固い物を設置する際、割れを防ぐ為に間にアスファルトを用い緩衝材として使用されることもある。また、重油の代わりに燃料として用いられることもある。


コールタールはアスファルトと外見は似るものの、石炭が原料となっており、アスファルトとは性質、用途は異なる。また、コールタールは独特の異臭、俗に言うタール臭がする。以前は防腐剤、塗料として使われていたが、コンクリートや別の建築資材の台頭で使用されることは少なくなった。また、時には医薬品として使用されていたが、現在は発がん性が指摘されており使用されることは少なくなってきている。