アングロサクソンとゲルマンの違い

アングロサクソンとゲルマンの違い

アングロサクソンとゲルマンの違い

- 概要 -

アングロサクソンとは、グレートブリテン島へ渡ってきたゲルマン系の部族である。ゲルマンとは現在のドイツ、デンマーク近辺に居住していた人々のことである。

- 詳しい解説 -

アングロサクソンとは、現在のイギリスがあるグレートブリテン島へヨーロッパ大陸より侵入してきたアングル人、ジェート人、サクソン人のことをいう。アングル人、ジェート人、サクソン人はいずれもゲルマン部族である。この三部族がイングランドの基礎を築いた。

ゲルマンとは、現在のドイツ、デンマーク、スカンディナヴィア地帯に住んでおり、ドイツ語、英語、オランダ語などを含むゲルマン語派を母語としいる部族、民族である。ドイツ人、デンマーク人、スウェーデン人、ノルウェー人、アイスランド人、アングロサクソン人、オランダ人などの先祖となった。

ちなみに、よく聞き慣れた「ジャーマン」は「ゲルマン」と同じ綴り(German)であり、英語とドイツ語の発音の違いである。