イディオムと単語の違い

イディオムと単語の違い

イディオムと単語の違い

- 概要 -

イディオムとは、慣用句つまり2語が合わせって(連結)して意味をなす言葉である。単語は、言葉の単位の中で一番小さい単位である。

- 詳しい解説 -

イディオムは、慣用句、成句、熟語である。2つもしくは3つの言葉が合わさって意味をなす言葉のことである。多くの場合、習慣的な言い回しで、独特な意味をもつことが多い。

単語は、文章を構成する一つ一つの語であり、文を分解すると最終的には単語になる。言葉の中で一番小さい単位である。

例えば、英語でいうと「have」と「to」はそれぞれ単語と言える。しかし、「have to」となると、もとの単語とは全く違う意味を持つイディオムである。日本語だと、「頭」と「打つ」はそれぞれ単語と言える。しかし、「頭打ち」となると、別の意味をもつイディオムと言える。

このようにイディオムは、2つ以上の単語が合わさって、独自の意味を持つ慣用句、成句のことである。