稲と稲穂の違い

稲と稲穂の違い

稲と稲穂の違い

- 概要 -

稲は、イネ科の植物で収穫物は米である。稲穂は、稲の茎の先に実る、花や実が密集している部分のことである。

- 詳しい解説 -

稲は、日本人の主食でもある米が収穫できる為、日本でも栽培が盛んであり、品種も多い。また、世界でも多く栽培されており、世界三大穀物の中の一つである。稲を育てる土地を田んぼという。水をはった水田で栽培されるのが一般的だが、水のない畠で栽培されたものもあり、水稲、陸稲と呼び分ける。食用が一般的だが、一部観賞用として栽培される品種もある。

稲が成長し成熟すると、稲の先に花実がつく、それが稲穂である。稲穂の部分を脱穀して、籾すりし、精米すると米になる。田植えをして稲穂ができるまで80日と言われている。

五円玉のデザインにも1949年から稲穂のデザインが使われており、米が日本人にとって主食であるとともに、稲穂も日本人にとってなじみ深い光景と言える。また、日本の農業の代表的な例でもある。