梅干しと干し梅の違い

梅干しと干し梅の違い

梅干しと干し梅の違い

- 概要 -

梅干しは、梅の実を塩漬けにし、その後、日干ししたものである。干し梅は、梅干しに甘さを加えさらに干して乾燥させた菓子である。

- 詳しい解説 -

梅干しは、梅の実を塩漬けにし、その後干したものである。干さずに食す場合もあり、塩漬けだけされ干してないものを「梅漬け」という。一般的に想像される梅干しが赤いのはシソの葉とともに付けられている為である。現在は、「シソ梅」「鰹梅」「昆布梅」「はちみつ梅」「薄塩梅」など、様々な種類が販売されている。「紀州梅」と呼ばれ、和歌山県が生産地として有名である。


干し梅は、梅干しに甘さを加え、さらに干し乾燥させた菓子である。梅干しの状態のものを洗って塩分を抜き、甘い調味液につけて味がしみてから再度干してつくる。場合によっては梅干しにせず、最初から甘い液で味付けることもある。中には食べやすいように、種をぬいてあるものもある。甘く感じる為、梅干しより食べやすいことが多いが、塩分は梅干しより高い。