エンブレムとワッペンの違い

エンブレムとワッペンの違い

エンブレムとワッペンの違い

- 概要 -

エンブレムとは、学校や国や軍隊や企業などを象徴するマークのことである。ワッペンとは、衣服や帽子などに、階級や所属部隊を識別する為に着けらられる、マークがデザインされたものである。

- 詳しい解説 -

エンブレムは英語の「emblem」であるが、直訳すると「しるし」のことである。つまり、学校や国、軍隊や企業など、一目で判断することができるようにする為の「しるし」である。車のエンブレムはまさしくそれであり、似通った形の車であってもエンブレムを見れば、どこのメーカーの車か判別することができる。

米国では、警察官が所持しているバッチのことを「メタル・エンブレム」と呼ぶ。他にも、建築物にエンブレムが取り付けられたり、宗教的な意味や、特定の思想を意味するエンブレムも存在する。

ワッペンはドイツ語の「Wappen」であり、衣服や帽子などにつけて用いられることが多い。エンブレムが様々なことを「判別するしるし」なのに対し、ワッペンは個人や所属している部隊や階級を「認識する為のしるし」である場合が多い。審判につけるワッペンや、自衛隊の部隊をしめすワッペンなどがある。