オブジェとオブジェクトの違い

オブジェとオブジェクトの違い

オブジェとオブジェクトの違い

- 概要 -

オブジェは、石や流木などを芸術的に置物としているものを指して用いられる。フランス語の「objet」から来ている。オブジェクトはフランス語の「objet」の同義語である英語「object」の発音である。

- 詳しい解説 -

オブジェもオブジェクトも本来は、物、物体を指す言葉であり、オブジェはフランス語の「objet」、オブジェクトは英語の「object」の違いである。

ただ、オブジェというと、石や流木や廃材などを用いて芸術的に作成された置物を指すことが多い。特に、あえて無秩序や不恰好な様にすることによって、反抗や否定、攻撃や破壊を表現する「ダダイスム」や、現実を無視した世界観を表現する「シュルレアリスム」で多く用いられる。

オブジェクトは、言葉としてはオブジェと同じ意味を持つが、コンピュータプログラミングの用語で「オブジェクト」また「オブジェクト指向プログラミング」という用語が用いられたり、主語、主題、主観などを意味する「サブジェクト」の対義語として用いられたりする。