音程とキーの違い

音程とキーの違い

音程とキーの違い

- 概要 -

音程とは、音と音の間の高低の差である。キーとは、曲の中で、基準となる音である。キーとは日本語では「調」のことであり、転調とはこのキーを変えることである。

- 詳しい解説 -

音程とは、音と音の間の高低の差のことである。例えば、ド(C)とレ(D)の間の決められた音の差が、音程である。これが狂うと、楽譜通り正しく演奏したり、歌ったりすることができない。

キーとは、曲の中で基準となる音のことである。キーに応じて決まるこの基準の音を「トニック(主音)」という。五線の中で同じ場所に音符があったとしても、キーが違えば演奏される音は変わってくる。楽譜をよむ際は、キーを把握した上で読まなければ、譜面通りに演奏することはできない。また、ハーモニカのようにキーに作られており、演奏するキーに応じて使い分ける楽器もある。

ただ、あくまで譜面通りできないだけで、先ほどの音程と違い、キーを変更したとしても曲として演奏したり歌ったりすることができる。カラオケでキーの調整ができるのはその為である。