改築と建て替えの違い

改築と建て替えの違い

改築と建て替えの違い

- 概要 -

改築とは、建物の一部、もしくは全部を作り変えること。建て替えとは、建物を一度取り壊し、まったく新しいものを建設することである。

- 詳しい解説 -

改築とは、一般的に、建物の一部、もしくは全部を作り変えることを指して用いられる。

建て替えとは、建物を一度取り壊し、まったく新しいものを建設することである。

「改築」と「建て替え」が同じような意味で用いられることもある。しかし、建築基準法の中で「改築」と「建て替え」の違いは明確である。

まず「改築」は、改築後と今までの建物の、位置、大きさ、間取り、構造、用途などが同じである必要がある。
次に「建て替え」は、建築基準法の中では「新築」として扱われることが多い。その為、今までの建物の、位置、大きさ、間取り、構造、用途などを変更して建て替える場合は「改築」とは言えず、建て替えとなり建築基準法では「新築」として扱われる。今までと大きく変更できる反面、再度、建ぺい率などを考えて設計し直し手続きもする必要がある。