過払いと債務整理の違い

過払いと債務整理の違い

過払いと債務整理の違い

- 概要 -

過払いとは、代金や返済金を規定よりも多く支払うことである。債務整理とは、借金に関する問題を様々な方法により解決する為の手立てである。

- 詳しい解説 -

過払いとは、代金や返済金を規定よりも多く支払うことである。借金をした際に、多い金利がかされ、本来返済すべき金額よりも多くの金額を返済している場合があり、この「過払い金」を取り戻す請求をする処置をとることもあり、近年よく耳にするようになった。

債務整理とは、借金返済に当たって、返済が滞るなどの問題を抱えた場合に、司法書士や弁護士の力を借りて、金利をなくし返済を行なっていく「任意整理」や、裁判所に返済が難しいことを認めてもらい借金を減額する「民事再生」や、借金をすべて無くす「自己破産」などの手立てのことである。大きなくくりで言えば、前述の「過払い金返還請求」も債務整理の一つと言える。

「任意整理」「民事再生」「自己破産」はいずれも、単に借金が減ったりなくなったりするわけではなく、もちろんそれぞれに必要な条件や、代償がある。