株券と証券の違い

株券と証券の違い

株券と証券の違い

- 概要 -

株券とは、株主が所有する有価証券である。証券とは、法律上の効力をもった、義務や権利を証明する内容が記された券である。

- 詳しい解説 -

株券とは、株主が株を所有した際に、その株を有していること、また、株主としての地位や権利を持っていることを証明する有価証券である。株券には、株を発行している会社の商号、発行された年月日などが記されている。個人が所有することも、証券会社に預けておくこともできる。現在はペーパレス化が義務付けられており、情報だけが管理されている場合もある。

証券とは、法律上の効力をもった、義務や権利を証明する内容が記された券である。前述の「株券」も「証券」の一つと言える。証券には「証拠証券」と「有価証券」と言われるものがあり、「証拠証券」は、ホテルに荷物を預けた時の預かり証や、クリーニングの預かり証、保険証なども含まれる。「有価証券」は、前述の株券や手形や小切手など財産を証明する証券がある。