カムルチーと雷魚の違い

カムルチーと雷魚の違い

カムルチーと雷魚の違い

- 概要 -

カムルチーとは、スズキ目タイワンドジョウ科に分類される淡水魚である。雷魚とは、スズキ目の淡水魚である、タイワンドジョウとカムルチーの総称である。

- 詳しい解説 -

カムルチーとは、東アジアに分布するスズキ目タイワンドジョウ科の淡水魚である。肉食であり、時には全長が90cmに達する大型の個体も存在する。外来種であり、朝鮮半島から持ち込まれたと言われている。時折「カルムチー」という表記ゆれが存在するが誤りである。

雷魚とは、スズキ目の淡水魚であり、前述のカムルチーを含むタイワンドジョウ科に属する魚を総じて「雷魚」と言うことが多い。日本で生息している雷魚は、カムルチー、タイワンドジョウ、コウタイの三種である。体が細長く、斑点など頭部が蛇に似ていることから、英語では「スネークヘッド(Snakehead)」と言われる。

鋭い歯を持った大きな口は、上顎が下顎より突き出ている。食用にも用いられるが、生食はできない。釣りや観賞用として人気である。反面、生命力が強く、生態系を壊すことから駆除されることもある。