干ばつと干害の違い

干ばつと干害の違い

干ばつと干害の違い

- 概要 -

干ばつとは、雨の降らない気候などの原因により、水不足の状態が続いていることである。干害とは、干ばつにより被害が及んでいることである。

- 詳しい解説 -

干ばつとは、雨の降らない気候などの原因により、水不足の状態が続いていることである。漢字では「早魃」と書くが、常用漢字ではない為「干ばつ」と表記されることが多い。干ばつにより、見られる現象や及ぼされる影響は様々であるが、気象学的旱魃、気候学的旱魃、農業的旱魃、水分的旱魃など現象や影響がでる学問の分野によって定義されている。

干害とは、干ばつによりもたらされる被害のことである。大きなくうくりでは、どのような被害に対しても使うことができるが、農作物の被害に対して用いられることが多い。

単に、水が足りず、飲み水に困ったり、農作物が育たなくなったりするだけでなく、乾燥により山火事が起きたり、病気が蔓延したり、砂漠化してしまったり、時には干ばつが原因で戦争に発展してしまうこともある。