関心と感心の違い

関心と感心の違い

関心と感心の違い

- 概要 -

関心とは、興味を持つこと、注意を払うことである。感心とは、驚いたり、素晴らしいと感じて心を動かされることである。

- 詳しい解説 -

関心とは、興味を持つこと、注意を払うこと、心にとめることである。関心の「関」という語には、関係を持つ、こだわる、などの意味が有る。つまり、関心という語には、ある物事に対して、心にとめ、注意をはらうこと、いわば、心とその物事との間に関係を持たせることである。興味を持つというような意味で、例えば「新しいことに関心を持つ」というように用いることができる。

感心とは、驚いたり、素晴らしいと感じ、心を動かされること、感動することである。「感心」は、名詞が動詞に派生したものなので、「感心した」というように用いることもできる。ただ、「関心」は、名詞の為、「関心した」と用いることは正しい用い方とは言えず、動詞のような使い方をしてしまうと、「関心」ではなく「感心」の意味として伝わってしまう為、注意が必要である。