乾燥剤と脱酸素剤の違い

乾燥剤と脱酸素剤の違い

乾燥剤と脱酸素剤の違い

- 概要 -

乾燥剤とは、水分を吸収し、湿気を抑えるものである。脱酸素剤とは、酸素を吸収し、酸化を抑えるものである。

- 詳しい解説 -

乾燥剤とは、水分を吸収し、湿気を抑えるものである。食品でいうと、海苔や、クッキーやせんべいなどと共に包装され、商品がしっけてしまうのを防ぐことができる。

脱酸素剤は、酸素を吸収し、酸化を抑えるものである。乾燥剤と同じように食品と共に包装されることが多いが、饅頭や洋菓子、生麺や味噌など、乾燥剤だと商品が乾燥してしまうことのよって、本来の味や品質が落ちてしまう場合、湿気を防ぐ乾燥剤ではなく、脱酸素剤を用いることによって、商品の腐敗やカビ、変色や変質を抑えることができる。

「乾燥剤」と「脱酸素剤」は、食品だけでなく、工業製品や革製品、ペット食品や医学品など、幅広く用いられている。どちらを用いるかは、前述のような特性や、商品に応じて使い分けられる。