機関士と航海士の違い

機関士と航海士の違い

機関士と航海士の違い

- 概要 -

機関士とは、機関の整備や運転を行う人のことである。航海士とは、安全な航海が行えるよう、航路や気候を考え、船の操舵を行う人のことである。

- 詳しい解説 -

機関士とは、船などの動力となる、多くの場合エンジンの整備や運転を行う人である。運航にあたり、航海士と打ち合わせをしたり、意見を求められたりすることはあるものの、仕事場は機関室であり、閉鎖的な空間での労働の為、蒸し暑く、また、騒音(エンジン音)が響く室内であることが多い。機関室が船の奥深い内部に設けられていることから、もしもの場合、危険なこともある。

航海士とは、安全な航海が行えるよう、航路や気候を考え、船の操舵を行う人のことである。また、船を運行する為にあらゆる指示をだし、指揮をとるのも航海士の仕事である。舵をとること以外にも、多くの仕事がある為、デスクワークも行う。安全な航海を続ける為に、あらゆることに常に気を配っている必要がある。