恐れ入りますと恐縮の違い

恐れ入りますと恐縮の違い

恐れ入りますと恐縮の違い

- 概要 -

恐れ入りますとは、自分より目上の方から恐れ多い親切を受けた場合などの感謝の言葉、もしくは申し訳ない気持ちを表す言葉である。恐縮とは、恐れから身や心が縮む思いをすることである。

- 詳しい解説 -

恐れ入りますとは、自分より目上の方から恐れ多い親切を受けた場合などの感謝の言葉、もしくは申し訳ない気持ちを表す言葉である。
一方、恐縮とは、恐れから身や心が縮む思いをすることである。本来は、本当に恐ろしい思いをした場合にも使われていたが、現代は、本当に怖い思いをしたときに使うのではなく「恐れ入ります」と同じ意味で「恐縮です」というように使われることが多い。同じような場面で、「恐れ入ります」と「恐縮」どちらを使ったとしても間違いではない。

「恐縮」が使われている、「至極恐縮」「恐縮の極み」「恐縮しきり」「甚だ恐縮」などの言葉があるが、いずれも、怖いという意味ではなく、「恐れ入ります」と同じように、恐れ多い親切や行為を受けたときの感謝、申し訳ない気持ちを表す表現である。