器用と不器用の違い

器用と不器用の違い

器用と不器用の違い

- 概要 -

器用とは、物事を要領よく行うこと、細かい作業を上手に行えることである。不器用とは、器用の対義語であり、器用ではない様である。

- 詳しい解説 -

器用とは、主に人に対して、まれに動物に対しても用いられ、「手先が器用」などのように細かい作業を上手に行えている様を表したり、「仕事を器用にこなす」「器用な立ち回り」など、物事を要領よく行う様を表現したりする。また、器用とは有用な器という意味もある為、有能な人や賢い人など役に立つ人に対して用いられることもある。

不器用とは、「器用」の対義語である為、細かい作業などがうまく行えず器用でない様や、立ち回りが下手で要領が悪い、器用でない人を指して用いられる。ただ、必ずしも悪い様を表しているわけではなく、素直で嘘をついたり取り繕ったりできない人に対して良い意味で用いられることもある。また、拙い、醜いものに対して、道義のない、卑劣なことに対して用いられることもある。漢字では「無器用」とも書く。