金融庁と財務局の違い

金融庁と財務局の違い

金融庁と財務局の違い

- 概要 -

金融庁とは、金融制度を制定したり、民間金融機関の検査などを行う内閣府の外局である。財務局とは、財務省の地方支部局であり、財務省の業務を地方で行う。

- 詳しい解説 -

金融庁とは、内閣府に属する外局の一つであり、金融制度を企画したり立案したりする。また、民間金融機関の検査や監督を行う。2000年に発足した国務大臣がとり仕切る外局である。この金融庁の中には、証券取引等監視委員会も属している。

財務局とは、財政、予算、税制、関税などの事業を行う財務省の仕事を地方で行う地方支部局である。現在日本では、「北海道財務局」「東北財務局」「関東財務局」「北陸財務局」「東海財務局」「近畿財務局」「中国財務局」「四国財務局」「福岡財務支局」「九州財務局」「沖縄総合事務局」の11の財務局が存在する。財務局は先で述べたように財務省の地方支部局であるが、金融庁からの仕事の委託を受けて金融庁の仕事を行うこともある。その為、それぞれの地域で、財政や金融に関しての仕事を行なっていると言える。