クローゼットと納戸の違い

クローゼットと納戸の違い

クローゼットと納戸の違い

- 概要 -

クローゼットとは、衣服などを収納する小さめの部屋や家具である。納戸とは、衣類や家財道具などを入れておく物置であるある。

- 詳しい解説 -

クローゼットとは、衣服などを収納する小さめの部屋や家具のことである。現代では、洋式(フォローリング)の部屋に備えついていることが多い。ただ、衣服などを収納する為に、後から設置する家具もクローゼットと呼ぶことがある。日本では「クローゼット」と言うと洋服を収納する前述のような意味をもつのが一般的であるが「closet(クローゼット)」と言う英語は、もともと個室や私室などの意味もあり、便所のような個室も指す。日本でよくみる「WC」の表記は「water closet」の略であり水洗トイレのことである。

納戸とは、普段の生活ではあまり使用しない、衣類や工具や季節家電を収納しておく部屋である。また、建築基準法にて定められている「居室」の基準に達していない為、スペースとしては存在するが部屋数に数えることが法律的に許されないゆえに「納戸」となっていることもある。その為、納戸をどのように使うかは居住者の自由であり、子供部屋や書斎として使われることもある。