血尿と不正出血の違い

血尿と不正出血の違い

血尿と不正出血の違い

- 概要 -

血尿とは、尿に血が、特に赤血球が混じり排出されることである。不正出血とは、生理以外の理由で性器から出血する事である。

- 詳しい解説 -

血尿とは、尿に血が混じり排出される事である。実際に、目に見える形で色がおかしい場合も有るが、「顕微鏡的血尿」という目で見えない場合も有る。尿道や腎臓などから出血しているのが主な原因である。癌などの重大な病気の可能性もある為、血尿が確認されたら「泌尿器科医」の受診が必要である。

不正出血とは、女性が生理以外の理由で性器から出血する事である。子宮内部からの出血や、膣や外陰部からの出血、子宮外妊娠などの場合は卵管からと、出血個所は様々である。ホルモンバランスの乱れや、ポリープやかぶれなど一時的な問題の可能性もあるが、子宮ガンや卵管ガンなどの各種ガンや、子宮肉腫などの重大な問題の可能性もある為、注意が必要である。また、原因自体は重大な問題でなくても、不正出血によって貧血を起こす事がある。