謙虚と謙遜の違い

謙虚と謙遜の違い

謙虚と謙遜の違い

- 概要 -

謙虚とは、控えめで慎ましくい様、また、素直な様子などである。謙遜とは自分の能力や価値を低く評価する事である。

- 詳しい解説 -

謙虚とは、控えめで慎ましくい様、また、素直な様子などである。自分の功績をひけらかしたり、威張った態度をとったりせず、物腰が低い様子である。

謙遜は、自分の価値や能力を低く評価することである。また、そのように自分の事を低く評価していることを表現することである。

謙虚と謙遜は、同じような意味があるが、謙虚が自分を必要以上に高く評価するのではなく素直な様子であることを指しているのに対し、謙遜は、本心では全くそう思っていなくても、態度や言葉では、自分を低く評価している事を示している場合も有る。特に日本ではお世辞や謙遜が文化的に染み付いており、本心がどうであれ人前でそのような態度をとる場合が多い。

英語では、内面での謙虚さを「humility」、外面に現れる謙遜を「modestlly」といい分ける。