貝類と甲殻類の違い

貝類と甲殻類の違い

貝類と甲殻類の違い

- 概要 -

貝類とは、硬い貝殻を持った軟体動物である。甲殻類とは、硬いからや甲羅で体が覆われた節足動物である。

- 詳しい解説 -

貝類とは、硬い貝殻を持った軟体動物である。二枚貝や巻貝、ヒザラガイ、ツノガイなどの種類がおり、貝の形は様々であるが、軟体動物が貝殻の中を住処としているという点は同じである。分類学上は「軟体動物門」に分類され、ナメクジなど貝がない軟体動物も、貝殻が退化したとして、貝類に分類される事がある。また、多くの貝類は海を始めとする水のある場所で生息するが、カタツムリなどは陸上で生息する貝類である。(カタツムリは陸で生息する巻貝)

甲殻類とは、硬いからや甲羅で体が覆われた節足動物である。分類学では「甲殻亜門」に分類される。主に海に生息するが、川や湖などの水辺でも見られる。多くの甲殻類が、頭部、胸部、腹部を持っており、各部に付属肢を持っている。

甲殻類の歴史は深く、現在生息する種よりも、化石種の方が多いと言われいる。