公共と社会の違い

公共と社会の違い

公共と社会の違い

- 概要 -

公共とは、社会全体へ影響を及ぼす事柄、また社会全体で共有するもののことである。社会とは、人間が集まって形成している集団、生活を送っている総体のことである。

- 詳しい解説 -

公共とは、社会全体へ影響を及ぼす事柄、また社会全体で共有するもののことである。例えば、公共交通機関といえば、社会生活を送っている人々が(お金を払えば)誰でも利用することができるバスや電車のことをいう。公共料金といえば、同じく社会生活を送っている人々が(お金を払えば)誰でも利用することができるガスや水道などのライフラインの料金のことである。他にも、公共施設など、公共とつく後は多い。いずれも、社会生活を送る人々が同じように利用出来るものに使われる。公共の福祉という語があるが、これは社会生活を送る上で、社会全体の福祉も守るべきという考え方である。各々、基本的人権とのバランスをとってこの公共の福祉を考えなければならない。

社会とは、人間が集まって形成している集団、生活を送っている総体のことである。自然に構成された社会と、国や考え方、宗教などにより構成された社会がある。社会福祉という語があるが、これは国民の生活を守る為に、社会的な援助などを行うこと制度のことである。