コミックと文庫の違い

コミックと文庫の違い

コミックと文庫の違い

- 概要 -

コミックとは、一般的に書店に並んでいる漫画本のことである。文庫とは、一度コミックなど一般のサイズで販売されたものを文庫サイズに作り直したものである。

- 詳しい解説 -

コミックとは、一般的に書店に並んでいる漫画本のことである。基本的に漫画は、まずは出版社の雑誌に様々な漫画が連載が掲載られ、その後、コミックとして、つまり、雑誌の連載が一冊の本としてまとまった形で発行される。一般的に漫画本といえば、この形が一番に連想される。

文庫とは、小説本の分野で聞く事の方が多いが、小説がハードカバーなどで一度出版された後、ある程度売り上げを上げた本を文庫サイズで再度発行されるのと同じように、一度コミックで販売され、ある程度売り上げを上げたコミックが文庫サイズとして再度発行されることがある。コミックに比べ、サイズが小さい事が多く、紙も薄いことが多い。ただ、持ち運びがしやすい利点などもあり、また、コミックには収録されていないシーンやコメントが付け加えられていたり、作品のファンの購買意欲を唆る工夫がされている。多くの漫画本を揃える為に場所をとらない為、またサイズを揃える為に文庫を好む人もいる。