委託と下請けの違い

委託と下請けの違い

委託と下請けの違い

- 概要 -

委託とは、自分や自社の代わりに、別の人や別の会社に仕事の一部分をを委ねる事である。下請けとは、仕事全部を、別の会社が受けて行う事である。

- 詳しい解説 -

委託とは、自分や自社の代わりに、別の人や別の会社に仕事を委ねる事である。多くの場合、仕事の一部分を委託することが多い。その為、委託を受け仕事を行う側は、あくまでその一部分を委託分として行い、仕事全体の責任を負う事はない。法律上は委任という言葉が用いられる。

下請けとは、仕事全部を、別の会社が受けて行う事である。法律上は請負という言葉が用いられる。


例えば、テレビ局が番組を制作するにあたり、番組制作を制作会社が全てゆだねたとします。制作会社はテレビ局の仕事を請負ったことになります。制作会社が、番組作成をするにあたり、専門家のコメントをお願いしたとします。これは番組を作成するにあたり、番組を更生するあくまで一部分であり、委任といえます。専門家は番組全体の出来の責任を負う事はありません。