恐れ入りますがと失礼ですがの違い

恐れ入りますがと失礼ですがの違い

恐れ入りますがと失礼ですがの違い

- 概要 -

恐れ入りますがとは、相手がしてくれている事に対して、恐縮し、感謝を表している表現である。失礼ですがとは、その後述べる事が、相手の失礼にあたる事であるため、予め謝罪の気持ちを表している表現である。

- 詳しい解説 -

恐れ入りますがとは、何か相手にお願いする際によく用いられる。恐れ入りますという言葉から理解すると分かりやすいが、恐れ入りますとは、相手がしてくれた事に対して、恐縮し、感謝を示している表現である。つまり、恐れ入りますがとは、その後に続く言葉を相手が受け入れてくれる事が前提となっており、受け入れてくれた事に対して、恐縮し、感謝を表している表現である。そのため、あまり相手に対してへりくだった表現とは言えない。例えば、レストランでマナーの悪い客に対して、注意を促すなど、断固とした態度で何かをお願いしなければならない場合などに用いられる。

失礼ですがとは、同じように何か相手にお願いする際によく用いられるが、その後述べる事が、相手の失礼にあたる事であるため、予め謝罪の気持ちを表している表現である。