師範と師範代の違い

師範と師範代の違い

師範と師範代の違い

- 概要 -

師範とは、人の模範となる人、また武道などにおいてその資格の名称である。師範代とは、師範の代理として教える人の事である。

- 詳しい解説 -

師範とは、人の模範になる人、また、武道や芸道などにおいて指導者のこと、その資格そのものをいう。武道や芸道では、師範の資格を得る事で流派の道場を開くことが許されるのが一般的である。また、警察では、職位として師範が存在する。警察での師範は、銃剣道、逮捕術などを指導する立場にある人の職位である。これは、警察本部訓令に基づいて任命されるため、一般(民間)の師範とは異なり公的な者である。

師範代とは、師範の代理、代わりという事であり、師範の代理として教える立場にある人。また師範に次ぐポジションの指導者である。師範からその流派や道場の教えを教える職位が与えられている者である。師範代の資格を得る事で指導を行えるという場合が多い。同じ師範に次ぐ指導者の立場として、準師範という表現が用いられる事もある。