島唄と民謡の違い

島唄と民謡の違い

島唄と民謡の違い

- 概要 -

島唄とは、南西諸島の島々に伝わる民謡である。民謡とは、様々な地域で、それぞれの地域に古くから伝わる歌である。

- 詳しい解説 -

島唄とは、九州南部から台湾北東に連なる島々からなる、南西諸島に古くから伝わる民謡である。ただ、島唄という表現を最初にしたのが奄美群島であるとされており、本来は、島唄とは奄美民謡のことであるという主張もある。島とは、琉球語で村落という意味があり、島唄とは、その村に伝わる歌の事である。一般的にヨナ抜き音階や琉球音階と呼ばれる、独特の音階(特定の音を使用しない)で構成される音楽である。

民謡とは、様々な地域で、それぞれの地域に古くから伝わる歌である。多くの場合、その地域の日常生活が表現されたものが多い。また、祭りの際に歌い伝えられてきたものもある。

日本に伝わる多くの民謡は、楽器などの演奏ではなく、歌のみで伝えられてきたものが多く、ヨナ抜き音階(長調の場合)が用いられる