義務感と使命感の違い

義務感と使命感の違い

義務感と使命感の違い

- 概要 -

義務感とは、義務、つまり立場上しなくてはならないという感情に駆られている状態である。使命感とは、与えられた重大な責務を果たしたいという責任感である。

- 詳しい解説 -

義務感とは、何かを行う事に対してそれを行う事が義務だと認識する感情である。義務とは、立場上行わなければならないこと、行うべき勤めのことである。つまり、義務感とは、自分が行いたいか、行いたくないかに関わらず、立場上行わなければならないと感じる気持ちである。

使命感とは、与えられた責任を重大なものと認識し、その責務を果たそうとする気持ちである。まず、使命感を感じる為には、その与えられた責任の重大さ、何が求められているかなどを考えるところから始まる。その与えられた責務を十二分に果たしたいと思う気持ちから突き動かされる感情である。

義務感も使命感も、行動を促す感情だが、義務感が立場上行わなければならないことを「最低限」行うのに対し、使命感は与えられた使命を十二分に果たそうと「最大限」行う違いがある。