社会福祉施設と老人福祉施設の違い

社会福祉施設と老人福祉施設の違い

社会福祉施設と老人福祉施設の違い

- 概要 -

社会福祉施設とは、社会福祉事業を行う施設の総称である。老人福祉施設とは、老人福祉法に基づいて、高齢者の福祉を目的とした施設である。

- 詳しい解説 -

社会福祉施設とは、社会福祉事業を行う施設の総称であるが、社会福祉事業には、第1種福祉事業と第2種福祉事業がある。社会福祉法上は、第1種福祉事業を行う施設を社会福祉施設と定義されている。

第1種福祉事業には、救護施設や更生施設をはじめとした生活保護法に基づいたもの、乳児院や児童養護施設など、児童福祉法に基づいたもの、養護老人ホームや特別養護老人ホームなど、老人福祉法に基づいたもの、障害者支援施設など、身体障害者福祉法に基づいたものなどが含まれる。

老人福祉施設とは、高齢者の福祉を目的とし、前述の社会福祉事業の中でも、老人福祉法に基づいて運営している施設である。

様々な分野の福祉施設の総称である社会福祉施設の中に、老人福祉法に基づき運営している老人福祉施設も含まれることになる。