写生とスケッチの違い

写生とスケッチの違い

写生とスケッチの違い

- 概要 -

写生とは、景色や実際に見てるものをそのまま描き写すことである。スケッチとは、目の前のものを短い時間で大まかに描き写すことである。

- 詳しい解説 -

写生とは、景色や実際に見てるものをそのまま描き写すことである。写生を得意とする画家もいるが、多くの画家は技術向上のために、この写生を行うことが多い。このような絵を写生画と呼ぶが、臨画とも呼ばれる。見た通りにいかに書き写すことができるかという点が大事になる。

スケッチとは、目の前のものを短い時間で大まかに描き写すことである。スケッチは、一般的に鉛筆で書くことが多く、前述の写生と同じように、技術向上のために行われることが多い。ただ、スケッチを元に、色をつけ作品として仕上げる場合もある。スケッチを簡単に行うことをラススケッチという。スケッチブックというものがあるように、出先でも簡単に描ける、簡易的な絵のことであることがわかる。

写生とスケッチは、区別されず同じような意味で用いられることが多い。