- 概要 -
シャトーブリアンとは、牛ヒレの中心部の最高級部位のことである。ヒレとは、背骨の内側にある脂の少ない赤身の部位で上等な肉である。
- 詳しい解説 -
シャトーブリアンとは、牛ヒレ肉の中心部で、最も太い部分のことである。
ヒレとは、背骨の内側の左右にある脂肪が少ない赤身の上等な部位である。この部位は、大腰筋という筋肉にあたるが、背中の内側にある為、部位の中で一番運動をしていない部位であり、その為、非常に柔らかい。一頭の牛から４?６キログラムほどしか取れない。サーロインと並んで最高部位とされている。テンダーロインとも呼ばれる。
シャトーブリアンは、その４キログラムほどしか取れないヒレ肉から６００グラムほどしか取れない。
フランスの政治家、フランソワ＝ルネ・ド・シャトーブリアンの命令で料理人が作ったことから、この名で呼ばれるようになった。ステーキで食べられるのが一般的であるが、火を通しすぎない調理法であれば他の食べ方も美味しいと言われている。