胃酸と消化液の違い

胃酸と消化液の違い

胃酸と消化液の違い

- 概要 -

胃酸とは、胃液の中に含まれている酸のことである。消化液とは、消化器内で分泌される様々な液の総称であり、体内に取り入れたものを消化する助けを行う。

- 詳しい解説 -

胃酸とは、胃液の中に含まれている酸のことである。口から取り入れられた食物は、食道を通り、胃へと到着する。胃へ到着した食べ物を消化するために、胃は「胃液」を分泌し、消化を進める。その「胃液」に「胃酸」は含まれる。「胃酸」は、食べ物の消化を助けるだけでなく、食べ物と共に体内に入ってきてしまったウィルスや細胞を殺す役目を持っている。それだけ強い力をもった胃酸だが、自身を傷つけてしまう場合があり、それは「胃潰瘍」と呼ばれる。

消化液とは、消化器内で分泌される様々な液の総称であり、体内に取り入れたものを消化する助けを行う。前述の「胃液」もこの消化液の一つである。他にも、口腔内で分泌される「唾液」や、膵臓で分泌される「膵液」などもこの消化液に分類される。