焦点とフォーカスの違い

焦点とフォーカスの違い

焦点とフォーカスの違い

- 概要 -

焦点とは、光が集まる点のことである。フォーカスとは、「focus」と明記され、前述の焦点を英語での表現である。

- 詳しい解説 -

焦点とは、レンズや鏡に光が入った際、反射や屈折などを起こした光が交差する点、つまり光が集まる点のことである。さらに明確に言うと、反射や屈折を起こす光を光線と呼ぶ、それがレンズや鏡の中心を通りまっすぐ進んだ光軸と交わる点のことである。カメラなどでは、光軸とレンズの交点から、焦点までの距離を焦点距離と呼ばれ、この焦点距離を調整することによって、ズーム、つまり被写体を拡大することができる。


フォーカスとは、前述の「焦点」の英語での表現である。前述の焦点は英語では「focus」「focal point」と呼ばれる。ただ、フォーカスとは、ピントを合わせる用語でも「オートフォーカス」というように用いられる。このように、フォーカスとピント、フォーカスと焦点は同じような意味で用いられるが、ピントと焦点は必ずしも同じではなく、これは、カメラ用語と、物理光学用語で生じている歪みである。