知らせると報せるの違い

知らせると報せるの違い

知らせると報せるの違い

- 概要 -

知らせるとは、何かを他の人に伝える、伝達する、教えるということである。報せるとは、報の訓読みとして存在するが、常用漢字ではなく一般的にはあまり使われない。

- 詳しい解説 -

知らせるとは、何かを他の人に、伝える、伝達する、教えるなどの意味がある。ちなみに、「知らせる」は訓読みの用法であり、「知」の音読みは「ち」である。

報せるとは、同じように、何かを他の人に、伝える、伝達する、教えるなどの意味がある。漢字には音読みと訓読みがあるが、報告などで使われるこの感じは、音読みでは「ほう」と読む。この漢字の訓読みでの使い方が「報せる」となる。しかし、常用漢字ではなく、一般的にはあまり使われず、「知らせる」の方が用いられるのが一般的であり、「報」は、報告や報道など音読みとして用いられることが多い。

最近は、コンピュータで文章作成する機会が多く、変換をかけた際に、この「報せる」という変換が出てくることがあり、以前より目にする機会が増えたと言える。