赤味噌と仙台味噌の違い

赤味噌と仙台味噌の違い

赤味噌と仙台味噌の違い

- 概要 -

赤味噌とは、東北地方の米からつくられた味噌、中京地方の豆からつくられた味噌で赤い色(茶色に近い)の味噌のことである。仙台味噌とは、赤味噌の一種で、仙台に古くから伝わる味噌である。

- 詳しい解説 -

赤味噌とは、東北地方の米からつくられた味噌、中京地方の豆からつくられた味噌で赤い色(茶色に近い)の味噌のことである。また、中京地方に見られる八丁味噌と呼ばれる、どちらかというと黒い味噌も赤味噌と表現される。白味噌に甘みのある比べ、塩分が多く塩辛い、また、コクがあり、味が濃いのが特徴である。

仙台味噌とは、赤味噌の一種で、仙台に古くから伝わる味噌である。米麹と大豆からつくられており、赤味噌の中でも辛口と言われている。仙台藩の初代藩主である伊達政宗が作られた味噌が始まりと言われており、それに習って作れらた味噌のことである。(仙台味噌と呼ばれるのは、もう少し後のことである。)その後、仙台味噌は江戸に伝わり有名になった。現在でも仙台市で多くつくられている。