淡水と真水の違い

淡水と真水の違い

淡水と真水の違い

- 概要 -

淡水とは、塩分濃度が海のように高くない、自然界の水のことである。真水とは、本来は、淡水と同じ意味であるが、飲料水など、何も手を加えられていない(塩分濃度も高くない)水のことを言うことが多い。

- 詳しい解説 -

淡水とは、塩分濃度が海のように高くない、自然界の水のことである。海水をはじめ、塩分を含む水を「鹹水(かんすい)」と呼ぶが、その対義語がこの淡水である。その為、塩分をはじめミネラルの濃度が高い水(または、低すぎる水も淡水ではない)以外は、地球上の水分はほとんど淡水であるといっても過言ではない。実際に、淡水湖の水、河川の水、地下水、土壌水などはすべて淡水に分類できる。さらには、氷河、つまり凍った状態のものも淡水に分類され、大気中の水蒸気も淡水として数えられている。地球上の水は、約97%は海水の為、淡水はそのそも3%以下だが、その中で氷河が多くを占めている。

真水とは、本来は、淡水と同じ意味であるが、飲料水など、何も手を加えられていない(塩分濃度も高くない)水のことを言うことが多い。