土と土壌の違い

土と土壌の違い

土と土壌の違い

- 概要 -

土とは、地表を覆う、砂や岩などが風化したものである。土壌とは、地層の中で最上部の、砂や岩、動物の死骸や植物の腐敗物などが風化し構成される部分のことである。

- 詳しい解説 -

土とは、地表を覆う、砂や岩などが風化したものである。注意したいのは、そのような場所のことではなく、そのような場所にある物質のことを土と呼ぶ。その為、土を移動させたり、取り除いたりすることは可能である。植物が生息する為に、必要不可欠なものであり、土がある場所では、植物を育て花を咲かせたり、野菜を育てたりすることができる。

土壌とは、地層の中で最上部の砂や岩、動物の死骸や枯れた植物などの腐敗物などが混ざり合い、風化し構成される部分のことである。前述の「土」と違うのは、「土」が場所ではなく、その場所にある物質を指していたのに対し、この「土壌」の場合、その場所自体を指す場合が多いと言う点である。それは、地層の一部としての表現だからである。