転ぶとつまづくの違い

転ぶとつまづくの違い

転ぶとつまづくの違い

- 概要 -

転ぶとは、重心を失って倒れることである。つまずくとは、何かに足を引っ掛けるなど、重心を失うきっかけである。

- 詳しい解説 -

転ぶとは、重心を失って倒れることである。体がバランスを失い実際に倒れるまでを含めて転ぶというが、転がるという字が入っていることからも、実際に倒れて、地面に転がるというニュアンスが強いことがわかる。

転ぶのには、バランスを崩すというきっかけがあり、バランスを崩すのにもきっかけがある。そのバランスを崩すきっかけのことをつまづくという。大抵の場合、石や段差などに足を引っ掛けてしまうということが多い。

転ぶという言葉も、つまづくという言葉も、実際に転んだりつまづいたりすることだけでなく、何かの障害に直面してうまく物事が進まない状況になったり、挫折するなどの状況を表すのに、比喩的な意味で用いることもある。また、「転ばぬ先の杖」などのことわざにも登場する。