疑問と問いの違い

疑問と問いの違い

疑問と問いの違い

- 概要 -

疑問とは、疑わしい点、不思議な点のことである。問いとは、疑わしい点、不思議な点、わからない点などを尋ねること、質問することである。

- 詳しい解説 -

疑問とは、疑わしい点、不思議な点のことである。疑問の「疑」の字は、「疑い」「疑惑」「疑念」「疑心」などに用いられる「疑」であり、物事が正しいか、もしくは、本当なのかと疑っている感情のことを指している。そして、疑問の「問」は、「問題」「問う」などに用いられ、そのような疑わしい点を尋ねることを指している。
その為、何かを尋ねる形の文を「疑問文」と言ったり、尋ねる文の最後につける「?」の符号のことを「疑問符」と言ったりする。

問いとは、尋ねること、質問をすること、もしくは、問題を出すことである。前述の疑問が、疑うという点に焦点が合っているのに対し(例えば、実際に誰かに尋ねることはしなくても、自分の中で疑うというような場合でも「疑問をいだく」と表現する)「問い」とは、実際に尋ねたり、質問したりする行動に焦点が合っている。