登用と任用の違い

登用と任用の違い

登用と任用の違い

- 概要 -

登用とは、官職や地位を引き上げることである。任用とは、何かの役目や職務を与えることである。

- 詳しい解説 -

登用とは、準備された役職などに人をつかせることである。必ずしも社長などの高いポストへつかせるというわけではなく、言葉の意味としては、あくまで準備されたポストへ人材を引き上げるという意味である。
例えば、「契約社員やアルバイトとして採用した人材を、一部正社員として登用する」など、としても用いられる。

この時、正社員として採用すると表現しても間違いではないが、既に会社から採用された人材であり、新たに準備された正社員というポストに引き上げるといういう意味で登用が適切と言える。

任用とは、誰かに何か特定の役目や職務を与えることである。会社などで、採用や昇任、臨時的な任用など人事をおこなう課を任用課と呼ぶこともある。公務員に対して用いられることが多い。