土木と鳶職の違い

土木と鳶職の違い

土木と鳶職の違い

- 概要 -

土木とは、建設分野の中で建築以外の分野を土木と呼ぶが、その定義は幅広く様々な分野、意味で用いられる。鳶職とは、建設分野で主に高所で作業する専門職である。

- 詳しい解説 -

土木とは、建設分野の中で建築以外の分野を土木と呼ぶが、その定義は幅広く様々な分野、意味で用いられる。建物の建設だけでなく、道路や橋、トンネル工事なども請け負う。また、河川工事やダム工事など、大規模なものもあり、土木は、まちづくりのためにも不可欠な分野といえる。

鳶職とは、建設分野で主に高所で作業する専門職である。ただ、鳶職が地上で基礎工事などの土木作業を行うこともある。鳶職という呼び名は、実際に梁から梁を飛ぶ姿から「鳶」と呼ばれるようになった。建築現場の中でも、花形の職人である。火事の際、現代のような消火して火事を止めるのではなく、家を解体し延焼を防ぐ破壊消防が主だった時代は、家の構造を熟知しており、高所での作業もこなせた鳶職が消防を行っていた。