尋問と取り調べの違い

尋問と取り調べの違い

尋問と取り調べの違い

- 概要 -

尋問とは、口頭で問いただすことである。取り調べとは、事件捜査の際に、容疑者や参考人から供述を得る為質問をするなどの捜査行為をすることである。

- 詳しい解説 -

尋問とは、広い意味では、口頭で問いただすことである。取り調べの際に問いただすこと、また、強く問いただし強制的に答えさせようとすること、裁判などにおいて、当事者や証人に質問をすることを指す。一般的には、裁判の際の尋問を指して用いられることが多い。裁判で行う尋問には、行う順番や形式などの決まりがあり、それに従って尋問が進められる。質問を投げかける弁護士がどちら側の弁護士かによって、主尋問、反対尋問と呼び名も異なる。

取り調べとは、事件捜査の際に、被疑者や参考人から供述を得る為質問をするなどの捜査行為をすることである。取り調べを行えるのは、検察官、検察事務官、司法警察職員であり、犯罪捜査において必要な際、取り調べを行うことができることが刑訴法にて定められている。