ニラとにんにくの違い

ニラとにんにくの違い

ニラとにんにくの違い

- 概要 -

ニラとはネギ属の多年草である。緑黄色野菜として食される。にんにくとは同じくネギ属の多年草であるが、茎ではなく球根を料理にもちいる場合が多い。

- 詳しい解説 -

ニラはヒガンバナ科ネギ属に属する多年草である。緑黄色野菜として食材として用いられる。ネギ属の中でも、特有の臭みやえぐみがある為、生ではなく加熱して料理に用いられることが多い。おひたしや炒め物、餃子の具など用い方は様々であり、和食、韓国料理、中華料理などでよく用いられる。色形がスイセンとよく似ており、ニラと思ってスイセンを誤って食し中毒を起こしてしまうことがある。店で売られているニラはまず間違いないが、野生で生息しているものをもし自分で採る場合は注意が必要である。

にんにくは、同じくヒガンバナ科ネギ属の多年草である。以前はユリ科に分類されていた。ニラとは違い、茎や葉ではなく球根を食材として用いる。にんにく自体を食す場合もあるが、香りづけや薬味として用いられることが多い。和食や中華料理だけでなく西洋料理にもかかせない食材である。