対義語と反意語の違い

対義語と反意語の違い

対義語と反意語の違い

- 概要 -

対義語とは、反対の関係にある語が対になっている言葉である。反意語とは、反対の意味を持つ言葉のことである。

- 詳しい解説 -

対義語と反意語は、反対の意味を持つ言同士を指して、同じような意味で用いられることが多い。

明確に説明するとしたら、対義語は、反対の意味を持つ言葉同士で、対になっている言葉である。つまり、片方に当てはまらない場合は、もう一方に当てはまるという関係性がある。例えば、「男」と「女」「生」と「死」などである。

反意語は、反対の意味を持つ言葉であり、「大きい」と「小さい」「遠い」と「近い」「兄」と「弟」などである。対義語のように、厳格に対になっているわけではなく、別の基準や、片方が基準となってはじめて、その概念が成り立つというものも多い。

感覚的な部分もあるが、このように、単に反対の意味を持つ言葉同士を指した「反意語」に対して、「対義語」の方が、明確に対になっている語を表すのに適切といえる。