表記と表現の違い

表記と表現の違い

表記と表現の違い

- 概要 -

表記とは、文字として表す、つまり記すことである。表現とは、何かを伝えるという目的をもって行う言動のことである。

- 詳しい解説 -

表記とは、文字として表す、つまり記すことである。その際、何を記すかというよりも、どのように、または、どのような文字で記すか、という部分に焦点が置かれて用いられることが多い。例えば、「お名前をひらがな表記で書いてください」というように、「お名前」という部分ではなく「ひらがな」という部分に焦点を合わせて用いられることが多い。

表現とは、何かを伝えるという目的をもって行う言動のことである。前述の表記と同じように、何を伝えるかというよりも、どのようにという部分に焦点が置かれている。「その英語の表現はおかしい」「誤った表現を用いたため誤解が生じた」というように言葉に対して用いられたり、「あの俳優は表現力が豊かである」「アーティストとして、作品でおもいを表現したい」というように、行動や作品などに対しても用いられる。